自分で相続の申告ってできる?

相続の申告が必要になったときに自分でその申告はできるのか、気になることもあるでしょう。
自分でできるなら自分でやった方が依頼料などもかからず、費用面ではお得です。
しかしこの方法を試す前に確認しておきたいのは、相続の申告は難易度が高いことです。

実際に相続の申告が必要になったとしてこれを本当に自分でやる方は多くありません。
単純に難易度が高いため、自分では難しくてできないと判断する方も多いためです。
相続の申告をするときはまず遺産の総額を正しく集計しないといけません。
不動産や株式といった特殊な資産は指定の評価方法を使って正しく現金価格に直します。

すべての遺産を間違いなく評価して集計すること自体が難しいことですし、すべての集計を正しく終えたとしても、そのあとの計算の流れも複雑です。
所得税のように所得を出したらすぐに税率をかけるという計算にはなりません。
相続人同士で基礎控除を超える金額を分割し、それぞれで相続税額を計算していくのです。

このような計算を正しく行ったあとはそれを間違いのないように書類にまとめないといけません。
相続の申告に必要な書類は15種類の表があり、各表に付表がつく場合もあります。
このような書類を正しく選び、該当箇所も間違えないように記載までできて、初めて相続の申告が自分でできます。
書類が完成したあとは税務署に提出するだけですから簡単ですが、書類を完成させるまでのところで苦労しがちです。
相続の申告はこのような対応が必要で、自分でやる方はあまり多くないことは最初に確認しておくといいでしょう。

期限もありますから、自分でやるのが難しいと判断したら専門の税理士まで依頼するのがおすすめです。
自分でやりたいと思ったら、相続の申告の対応方法をよく確認しましょう。
重点的に確認したいのは、集計すべき遺産の種類、現金や預金類以外の遺産の評価方法、相続税の計算の流れ、書類の作成方法です。
これらがわからないと自分で対応するのも難しいですから、よく確認してください。
不明なことがあれば税理士や税務署まで相談するといいです。